
前職は公務員、現在はWebマーケ会社でWEBエンジニアをしています。4月に転職し、2日目から約2ヵ月間リモートワークをしていました。
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・リモートワークのメリットやデメリットを知りたい
・リモートワーク出来る仕事に転職したい
このような悩みを解決できる記事になっています。
この記事を読むと、あなたが知らなかった「リモートワークのメリットとデメリット」がわかるようになります。
なぜなら、僕は2ヵ月間のリモートワーク生活を通じて、メリットもデメリットも痛感してきたからです。
この記事を読み終えたら、「リモートワークのメリットとデメリット」にも詳しくなり、またリモートワークができる職種についてもわかってきます。
それでは早速「リモートワークのメリットとデメリット」を紹介していきます。
リモートワークとは
リモートワークとテレワークの違い
そもそも「リモートワーク」の意味を知っていますか。
リモートワークを日本語に訳すと、「遠隔での仕事」という意味です。一般的に自宅やカフェなどのオフィス以外で働く仕事の形態を指しています。
近年普及してきた概念、言葉であり明確な定義はされていません。
一方で、テレワークとは「労働者が情報通信技術を利用して行う事業場外勤務」のことを指しています。
参照元:厚生労働省|情報通信技術を利用した事業場外勤務の適切な導入及び実施のためのガイドライン
テレワークの意味の中に在宅勤務やサテライトオフィスが含まれており、その中にリモートワークも含まれていると考えられます。
リモートワークが急速に普及しはじめた3つの理由
リモートワークが急速に普及しはじめた理由は3つあります。
- 仕事と育児や介護との両立を実現するライフワークバランスの向上が求められたから
- 能力はあるが遠隔地に住んでいて出社が難しい社員を確保したいという会社側の需要が高まったから
- 新型コロナウイルスの感染予防のため、ソーシャルデシタンスを保つ必要が生じたから
これらが大きな理由ですね。
時代の流れに乗って、企業側も労働者側も新しい労働形態を受け入れつつあります。
労働者にとってのメリット・デメリット
ここでは、2ヶ月間、リモートワークをしてきた僕自身の体験を踏まえて、「リモートワークのメリットとデメリット」を紹介していきます。
労働者にとってのメリット
通勤時間の削減、通勤時のストレスが減少する
リモートワークを開始したため、通勤時間(往復1時間)がなくなりました。その分、朝はゆっくりできましたし、夜は料理をしたり、のんびりとお風呂に入る時間がありました。
満員電車に揺られて、ストレスを感じているはずが、それもなくなり朝から気分良く仕事にとりかかれていました。
人間関係のストレスが減少
仕事中は、基本一人で作業し、時折テレビ電話での会議に参加するだけだったので、人間関係でのストレスをほとんど感じることがありませんでした。
僕自身、あまりコミュニケーション能力が高い方じゃないので、社内の人間関係で疲れなくなったのは大きかったです。
自己管理能力が見につく
リモートワーク中は周りの目がなく、自分でメリハリをつけて働かなければならなかったので、1日にこなすべき仕事を決めたり、休憩時間を自分で考えるなどの自己管理能力が高まりました。
家族や恋人、友人たちとの時間が増える
通勤時間がなくなった分、自分の大切な人のために使える時間が増えました。
といっても新型コロナウイルス感染対策で、家で自粛をしていたので、ズーム飲み会をするなど、リモートならではの楽しみ方をしていました。
労働者にとってのデメリット
わからない事を確認しづらい
リモートワーク中は、チャットやメールで同僚とやりとりをしていたため、不明点を確認する時に、わざわざ画面のキャプチャを取ったり、チャットに書き起こしたりするのは面倒でした。
僕自身はWEBエンジニアに転職したばかりで、質問する機会が多く気軽に聞けないのは大変でした。

集中力が切れやすい
先程もお伝えしましたが、リモートワーク中は周りの目がないため、とにかく集中力が切れやすいです。
スマートフォンをいじってしまったり、なかなか仕事モードに気持ちを切り替えられませんでした。
ただ工夫次第で、集中力を維持できます。以下でリモートワーク中でも集中する方法を書いています。
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元公務員の僕でもできたリモートワークで集中する7つのコツ
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同僚とコミュニケーションとるのが難しい
リモートワーク中は、同僚とのコミュニケーションが不足になりがちです。チャットやテレビ会議だけでは仕事の切迫度合いをなかなか伝えるのが難しかったりします。
また、テレビ会議では1度に複数の方が話すと声が反響してしまいます。そのためリモートワーク中の大勢での会議は向いていません。
長時間労働になりがち
リモートワークでは自分で時間の管理をしなければならないため、時間配分を間違えると、長時間労働になりがちです。
リモートワークで家にいるからといって遅い時間にも仕事を振られてしまい、結果的に残業時間が増えてしまうこともありました。
会社にとってのメリット・デメリット
会社にとってのメリット
交通費、住宅費を支給しなくても良い
リモートワークを導入し、在宅での作業を促せば、従業員に対して交通費や住宅費を出す必要がなくなります。
従業員が数千人いる大企業で導入すれば削減できる金額は膨大になってきます。
オフィスのテナント使用料が削減される
出社する従業員が少なくなれば、都心の家賃が高いところにオフィスを構えなくてすむので、テナント料が削減されます。
また出社する従業員が少ないと、その分かかる光熱費や各種経費の費用も抑えられます。
企業のブランドイメージが向上する
時代の流れに適応しリモートワークを実施していることが世間に認知されると従業員のことを考えていることが評価されて、企業のブランドイメージが向上します。
従業員満足度があがり離職率が低下する
リモートワークにより、従業員の満足度が高まれば、優秀な人材の離職率の低下にもつながります。
今後はリモートワークで働きたいと考える方が増えてくると考えられるため、リモートワークを実施をしていない企業に比べて、従業員の満足度は上がってきます。
会社にとってのデメリット
評価がしづらい
どの従業員がどれだけ仕事に貢献したかがわかり辛くなるため、上司にとっては成績の評価がしづらくなります。
リモートワークへの環境移行に時間やコストがかかる
従業員がリモートワークを出来るようにするまでの環境移行にはお金や時間がかかります。
・貸し出し用PCの支給
・WiFi環境の用意
・リモートワークを行う際の指針、ルールの確立
・会社の情報資産を守るためのセキュリティの強化
等、様々な環境の変化に対応する必要があるからです。
仕事の進捗の把握が難しい
リモートワークによって、コミュニケーションの量が減るため、従業員の仕事の進捗状況の把握が難しくなります。
共通のシートを使ったタスク管理や、終業時に日報の提出を求めるなどの対策が必要になってきます。
リモートワーカーになる方法
デメリットもありますが、僕は労働者側にはメリットが多いと感じているので1度リモートワークしてみるのをオススメします。
それではリモートワークできる職種や、リモートワークできる企業に転職する方法を紹介していきます。
リモートワーク出来る職種
リモートワークできる仕事は、直接、オフィスに行って作業をする必要のない仕事や、現場に出向いてコミュニケーションをとる必要がない職種に多く見受けれます。
リモートワークできる職種
・エンジニア、プログラマー
・デザイナー
・ディレクター
・営業
・ライター
・カスタマーサポート、オペレーター
・マーケター・・・等
会社に出勤せずとも、電話やパソコンを使って作業ができる仕事がほとんどですね。
リモートワークの選択肢としてエンジニアがオススメ
僕自身、28歳未経験からでもエンジニアに転職しリモートワークを行うことができました。
エンジニアは今後ますます、需要が伸びてくる仕事と言われており、早いうちに学んでおいた方が多くのメリットを享受できます。
プログラミングは、他の在宅ワークやフリーランスとしての働き方とも相性が良いです。
僕はプログラミングスクールに通って、プログラミングの基礎を理解した上で転職活動をしました。
参考に僕が通っていたプログラミングスクール「テックブースト 」についての記事を紹介します。
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テックブーストの評判を「元受講生」が1番わかりやすく解説します。
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まとめ
本記事の内容をまとめます。
- 労働者にとっては、通勤時間分の時間が増える、人間関係のストレスが減るといったメリットがある。
- 一方で労働者にとっては、集中力が乱れやすい、同僚とコミュニケーションを取り辛いといったデメリットがある。
- 会社にとっては、主にテナント料、交通費といったコスト面のメリット、従業員の満足度が上がるといった付加的なメリットがある。
- 一方で、仕事の評価がし辛いといったコミュニケーション不足によるデメリットや、環境移行のためのコスト面のデメリットがある。
- リモートワーク出来る仕事はPCを使う仕事がほとんどで、中でもエンジニアがオススメ。
こういった感じです。
本記事を読んでリモートワーク出来る企業に転職されたのなら幸いです。
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